■糖尿病の患者数は約740万人とも言われ、これからの高齢化社会が立ち向かわなくてはならない社会問題と言ってもよいでしょう。
糖尿病には更に880万人もの予備軍と呼ばれる存在があり、合わせて1.600万人もの糖尿病患者・・・などと例えられています。
(予備)軍と聞けば、戦地に赴かない場合もあり、糖尿病にならない場合もあるようなイメージを持ちますが、果たしてそうでしょうか。
実際は、予備軍もいつの間にか本隊に合流してしまい、前線か後方部隊かの違いがあるだけです。
”軍”の文字に込められた真の怖さ、それは生活習慣病は原因が漠然としているために治療が難しい病気だという事。
そして医療(治療)としてできる事が少ないため、いつの間にか本隊に合流するという、服従的なシナリオが存在するという暗示なのです。
糖尿病医療の現状
■どの病院に行って診断してもらっても、食事療法と運動などで血糖値の管理を勧められるばかりで、残念ながら糖尿病になった原因や対処方法を、的確に指摘してくれる医師は少ないようです。
また、「糖尿病が治る薬」も発売されてはいません。血糖値やHba1Cを測ることはできても、その原因を取り除く方法は開発されてはいないのです。
『自己管理して下さい』と言われますが、いつまでも回復しないのは、自己管理ができていないだけでしょうか。
いまだに糖尿病患者は増え続けており、糖尿病からくる合併症、腎炎や透析患者の増加、毎年3.000人以上もの方が糖尿病から視力を失っている現実が、的確な対処方法がないことを物語っています。
「糖尿病は自己管理が重要だ」「自分自身の力で闘わなくては回復できない」「自己責任・自己努力型の病気だ」と言われます。では私たちは何を武器に、どうやって糖尿病と闘い、健康を回復し維持すればよいのでしょうか。
負のスパイラルとも言われる、悪化するシナリオを書き換えるには、どうすればよいのでしょう。
糖尿病とアディポネクチンの関係
■近年の研究で、糖尿病やメタボリックシンドロームなどに代表される全身の代謝異常が、腸に隣接する「腸管膜脂肪細胞」の働きと、密接に関係しているという事実が解明されてきました。
脂肪を蓄えているだけのはずの内臓脂肪細胞が、実際はアディポネクチンというホルモンを産生し血液中をめぐり、その量がインスリンの働きに大きく影響を及ぼしている事が判明したのです。
血液中のアディポネクチンが減少すれば、インスリンの働きが低下して、血液中の糖分が利用されなくなり、血糖値が上昇します。
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